東京都の電気自動車補助金2026|最大130万円の条件と申請方法

電気自動車(EV)

こんにちは、電気自動車をこよなく愛する人間カズ180です。

「東京都で電気自動車を買うと補助金はいくらもらえる?」「最大130万円と聞いたけど、自分も130万円もらえる?」「国のCEV補助金とは別にもらえるの?」と気になっている人も多いですよね。

2026年度の東京都は、電気自動車の購入支援がかなり手厚くなっています。特に2026年7月1日以降に初度登録されたEVは、東京都の車両助成が最大130万円まで拡充されました。

ただし、すべてのEVに130万円が出るわけではありません。メーカーごとの助成額、給電機能、太陽光発電や再生可能エネルギー100%電力、V2Hなどの条件を組み合わせて最終的な金額が決まります。

私は約10年間、日産リーフに乗り続けています。以前のリーフでは約20万km走り、現在は2019年式の日産リーフe+ AUTECHに乗っています。EVを長く使っている私から見ると、東京都の補助制度は車両購入だけを見るより、自宅充電やV2Hまで含めて考えると仕組みが分かりやすいです。

この記事では、2026年8月時点の制度をもとに、東京都でEVを購入する個人が特に知っておきたいポイントに絞って解説します。

  • 東京都のEV補助金が最大130万円になる条件
  • メーカーや太陽光で変わる上乗せ額
  • 国のCEV補助金と東京都制度の確認方法
  • 申請期限と補助金を逃さない手順

先に結論

2026年7月1日以降に初度登録される対象EVでは、東京都の車両助成は最大130万円です。

ただし最大額は、基本額、メーカー別助成、給電機能、太陽光発電または再エネ100%電力、V2Hなどの条件を満たした場合の上限です。

「東京都ならEVを買えば130万円」ではないので、購入する車種と自宅環境をセットで確認してください。

東京都の電気自動車補助金対象候補となる日産サクラの外観

日産サクラのような軽EVでも、実際の補助額は車種、初度登録日、メーカー別助成、上乗せ条件によって変わります。

東京都の電気自動車補助金はいくら?

東京都のEV補助金は、一律の金額ではありません。2026年度は途中で制度が拡充され、特に7月1日以降に初度登録する車両では補助上限額が引き上げられています。

まずは「最大130万円」という数字がどのように作られているのかを見ていきましょう。

2026年7月から最大130万円

東京都は2026年6月24日、EVの補助上限額を最大100万円から最大130万円へ引き上げると発表しました。

対象になるのは、原則として2026年7月1日以降に初度登録または初度検査された、国のCEV補助金対象EVです。

2026年4月1日から6月30日までに初度登録した車両については、引き上げ前の制度が適用されます。

そのため、同じ車種でも登録日によって東京都の助成額が変わる可能性があります。

初度登録日 EVの東京都助成上限
2026年4月1日~6月30日 最大100万円
2026年7月1日以降 最大130万円

最新情報は東京都のEV・PHEV補助拡充情報と、クール・ネット東京のZEV車両助成ページで確認できます。

最大130万円の内訳

最大130万円という数字は、単純な車両購入補助だけではありません。

2026年7月1日以降のEVでは、ベースとなる助成額に、給電機能、メーカー別助成、再生可能エネルギー、V2Hなどを組み合わせていきます。

項目 EVの助成額
ベース額 20万円
給電機能あり +10万円
メーカー別上乗せ 最大+60万円
再エネ100%電力 +15万円
太陽光発電 +30万円
V2H +10万円

ここで注意したいのが、再エネ100%電力の15万円と太陽光発電の30万円は両方を重ねて受ける仕組みではないという点です。

条件を満たすほうを選びます。

例えば、ベース20万円、給電機能10万円、メーカー別60万円、太陽光30万円、V2H10万円という条件がそろえば、合計130万円になります。

つまり最大額を狙うなら、クルマだけでなく住宅側の設備も関係するということですね。

🙋 東京都でEVを買いたい人

東京都に住んでいてEVを買えば、130万円もらえるということですか?

👨 カズ180

130万円はあくまで最大額ですよ。購入するメーカー、給電機能、太陽光やV2Hなどで金額が変わります。まず欲しい車種を決めて、東京都の助成金シミュレーションで確認するのが一番分かりやすいですね。

メーカーで補助額が変わる

東京都の制度で特徴的なのが、どのメーカーのEVを買うかによって上乗せ額が違うことです。

2026年7月1日以降のメーカー別上乗せ額では、トヨタ・レクサス、日産、ホンダはEVで60万円。三菱とテスラは50万円、BMW・MINI、メルセデス・ベンツ、スバルは40万円などとなっています。

メーカー・ブランド例 2026年7月以降の上乗せ額
トヨタ・レクサス 60万円
日産 60万円
ホンダ 60万円
三菱 50万円
テスラ 50万円
BMW・MINI 40万円
メルセデス・ベンツ 40万円
スバル 40万円
アウディ・フォルクスワーゲン 20万円
BYD 10万円
ヒョンデ 10万円

これは「国産だから高い」「輸入車だから低い」という単純な仕組みではありません。

ZEV販売実績、ラインナップ、給電機能、GX実現に向けたメーカーの取り組みなどを東京都が評価して金額を設定しています。

また助成額は今後変更される可能性もあります。契約するときではなく、実際の初度登録時期に対応する金額を確認してください。

東京都のEV補助金を検討するときの車種例となる日産アリア

日産アリア。東京都のEV助成では、車両価格だけでなくメーカー別上乗せや給電機能、再エネ設備なども補助額に影響します。

太陽光なら30万円上乗せ

東京都のEV助成で、自宅に太陽光発電がある人は特に確認したいところです。

EVの場合、条件を満たす太陽光発電システムを設置していると30万円の上乗せがあります。

太陽光発電がなくても、対象となる再生可能エネルギー100%の電力メニューを契約している場合は15万円の上乗せ対象になります。

ただし、この2つは併用できません。

再エネ上乗せのポイント

EVでは、再エネ100%電力メニューなら15万円、条件を満たす太陽光発電設備なら30万円が上乗せされます。ただし両方を重ねて申請することはできません。

「EVを買ったあとに太陽光を考えればいい」と思うかもしれませんが、東京都は上乗せ申請について、車両の交付申請前に確認するよう案内しています。

交付決定後になって「太陽光があるから30万円追加してください」と申請することはできません。

ここはかなり大事ですよ。

V2Hなら10万円上乗せ

V2Hを導入している場合も、EV車両助成へ10万円を上乗せできる場合があります。

V2HはEVのバッテリーに充電するだけでなく、クルマに蓄えた電気を住宅へ戻して使える設備です。

停電時の非常用電源としても利用できるため、EVを大容量蓄電池のように活用できます。

東京都では車両への10万円上乗せとは別に、戸建住宅へのV2H導入そのものを支援する制度も実施しています。

ただし、車両へのV2H上乗せは対象となる設備事業への申請時期など細かな条件があります。

V2Hを同時に検討するなら、車両契約後ではなく購入計画の段階で東京都の戸建住宅V2H助成も確認してください。

東京都でEV補助金と充電設備を検討する戸建て住宅の自宅充電イメージ

東京都でEVを購入するなら、車両補助だけでなく自宅充電設備やV2Hも同時に確認すると、利用できる支援を把握しやすくなります。

高額なEVは0.8倍になる

高価格帯のEVを検討している人は、もう一つ注意点があります。

東京都の制度では、車両本体価格が税抜840万円以上の高額車両について、算出された助成額に0.8を掛ける仕組みがあります。

例えば条件を積み上げて100万円相当になったとしても、高額車両に該当すれば単純に100万円が交付されるとは限りません。

輸入プレミアムEVや高価格グレードを選ぶ場合は、「最大130万円」という広告的な数字だけで予算を組まないほうが安全ですね。

最大額だけで車を選ばない

補助額が大きくても、元の車両価格が高ければ最終的な負担額は高くなります。補助額ではなく、補助後の車両価格と諸費用を含めた総支払額で比較してください。

国のCEV補助金も確認する

東京都のEV助成とは別に、国では令和7年度補正予算によるCEV補助金の車両申請が行われています。

国の補助額は車種ごとに設定されており、東京都のように「EVなら一律○万円」というものではありません。

東京都の車両助成を受けるためにも、初度登録された日に国のCEV補助対象車両になっていることが基本条件です。

購入候補が決まったら、次世代自動車振興センターのCEV補助対象車両一覧で、登録予定日に対応する補助額を確認してください。

つまり東京都でEVを買うときは、カタログ価格から考えるのではなく、

車両価格 → 国のCEV補助 → 東京都の車両助成 → 自宅設備費 → 最終負担額

という順番で見るのが分かりやすいです。

東京都の電気自動車補助金の申請方法

補助額が分かったら、次に重要なのが申請条件とタイミングです。

東京都の補助金は、対象EVを買えば自動的に振り込まれる制度ではありません。住所、車検証、初度登録日、申請期限、上乗せ条件などを確認して手続きを進める必要があります。

東京都内の個人が対象

個人が東京都のEV助成を申請する場合、東京都内に住所があることが基本条件です。

さらに車検証の「使用の本拠の位置」が東京都内になっている必要があります。

対象になる車両は、初度登録された時点で国のCEV補助対象車両になっているEV・PHEV・FCVです。

通常購入の場合は、原則として所有者・使用者が助成対象者と同じ名義になります。

一方、所有権留保付きローンの場合は所有者が販売会社やローン会社でも、使用者が助成対象者本人であれば対象になり得ます。

リースにも別の名義要件があります。

ローンやリースだから最初から対象外と思わず、車検証の名義条件まで確認してください。

初度登録から1年以内に申請

東京都の現行制度では、対象車両の初度登録日から申請受付日まで1年以内であることが条件です。

令和8年度の受付終了日は2027年3月31日17時です。

ただし、「1年以内ならいつ申請してもいい」と後回しにするのはおすすめしません。

補助制度は予算の状況や制度改正の影響を受けることがありますし、書類に不備があれば修正にも時間がかかります。

納車後、車検証など必要な書類がそろったら早めに進めるほうが安心ですよ。

🙋 補助金申請が不安な人

販売店に全部任せておけば大丈夫ですか?

👨 カズ180

販売店が手続きを案内してくれることはありますが、自分でも補助額と申請内容を確認したほうがいいですよ。特に太陽光やV2Hの上乗せは、あとから追加できない場合があるので、契約前から伝えておきたいですね。

上乗せは申請前に決める

東京都の制度で特に間違えたくないのが、再生可能エネルギーやV2Hなどの上乗せです。

クール・ネット東京は、再エネ電力による増額申請や充放電設備による増額申請について、車両の交付申請前に利用するか確認するよう注意しています。

車両の交付決定後に上乗せ分だけ追加申請することはできません。

そのため、販売店へ見積もりを依頼する時点で次の内容を確認しておくとスムーズです。

契約前に確認したいこと

購入車両の給電機能、東京都のメーカー別助成額、自宅の太陽光発電、再エネ100%電力契約、V2H導入予定、初度登録予定日を確認しておきましょう。

ここまで確認しておけば、納車されてから「あと30万円上乗せできたのに」と気付くリスクを減らせます。

自宅充電器にも補助がある

東京都では、EV本体だけでなく戸建住宅向けの充電設備にも別の支援があります。

2026年度の戸建住宅向け充電設備普及促進事業では、都内の既存戸建住宅に普通充電設備、充電用コンセント、充電用コンセントスタンドなどを設置する個人が対象になり得ます。

通信機能付き充電設備では機器費10分の10、上限30万円。通信機能付き以外の対象設備では導入費2万5,000円/基とされています。

ただし、太陽光発電を設置していること、または対象となる再エネ100%電力を契約していることなどの要件があります。

さらにこの制度は、2026年度については充電設備を設置したあとの事後申請です。

車両補助やV2Hとは申請タイミングが違うので、制度を混ぜないようにしてください。

詳細は東京都の戸建住宅向け充電設備助成で確認できます。

区市町村の制度も確認する

「東京都から補助金が出るなら、それで全部」と考えないほうがいいです。

東京都内では、区や市が独自に次世代自動車、充電設備、V2H、太陽光などを支援している場合があります。

例えばクール・ネット東京では、23区や市部ごとの補助金情報をまとめています。

ただし、自治体ごとに対象設備や申請時期が違い、EV車両そのものではなく充電設備や省エネ機器だけを対象とする制度もあります。

東京都の区市町村別補助金一覧から、あなたの住所地の公式ページまで確認してください。

国・東京都・区市町村の3段階を見ると、利用できる制度を見落としにくくなります。

中古EVは通常制度と別に考える

中古のEVを検討している場合は、新車向けの通常ZEV助成と同じようには考えられません。

国のCEV車両補助金は、中古車を通常の車両補助対象としていません。

東京都の通常のEV車両助成も、初度登録時に国のCEV対象車両であることなどを条件としているため、一般的な中古車購入にそのまま最大130万円が適用されるわけではありません。

ただし東京都には例外があります。

都と災害時のZEV活用に関する協定を締結した島しょ地域では、中古EV・PHEV・FCVを対象とする「ZEV活用による島しょ地域防災力向上事業」があり、対象となる中古車の車両本体購入価格について上限30万円の助成があります。

対象地域や住所など細かな条件があるため、都内全域の中古EVに使える制度だと思わないようにしてください。

私が現在乗っている2019年式リーフe+ AUTECHも中古車です。走行約1,700kmの個体を170万円で購入しました。

中古EVの場合は、補助金の有無だけでなく、車両価格そのものがどれだけ下がっているか、バッテリー状態や保証まで含めて比べるのがおすすめです。

カズ180が中古で購入した日産リーフeプラスAUTECH

私が中古で購入した日産リーフe+ AUTECH。中古EVは新車補助金の金額だけでなく、車両価格とバッテリー状態を含めて比較しています。

補助後の総額で車を選ぶ

東京都の補助制度を見ると、「補助金が一番多いメーカーを選ぶのが得」と感じるかもしれません。

でも、私はそれだけでEVを選ばないほうがいいと思っています。

例えば500万円のEVに100万円の支援が使えれば400万円。一方、330万円のEVに70万円なら260万円です。

補助金額は前者のほうが大きくても、実際に払う金額は後者のほうが低くなります。

さらに自宅充電工事、任意保険、タイヤ、オプション、ローン費用なども必要です。

私は約10年間リーフへ乗り、自宅200V充電を続けています。

長くEVを所有すると、最初の補助金だけではなく、毎日の充電環境や使い勝手のほうが重要になってきます。

補助金はEVを買う大きな後押しですが、あなたの生活に合わないEVを補助額だけで選ぶ必要はありません。

東京都EV補助金のFAQ

Q1. 東京都の電気自動車補助金はいくらですか?

A. 2026年7月1日以降に初度登録する対象EVでは、東京都の車両助成は最大130万円です。ただし全車が130万円になるわけではなく、メーカー別助成、給電機能、再エネ、太陽光、V2Hなどの条件で金額が変わります。

Q2. 太陽光があると補助金はいくら増えますか?

A. 条件を満たすEVで太陽光発電システムを設置している場合、30万円の上乗せがあります。対象となる再エネ100%電力契約では15万円ですが、太陽光との併用はできません。

Q3. V2Hを付けると車両補助も増えますか?

A. 条件を満たすV2Hなどの充放電設備を導入すると、対象EV1台につき10万円を上限に車両助成を上乗せできる場合があります。設備側にも別の助成制度があるため、申請時期と要件を両方確認してください。

Q4. 2026年の東京都EV補助金はいつまでですか?

A. 現行案内では令和8年度の受付終了日は2027年3月31日です。また車両は初度登録日から申請受付日まで1年以内である必要があります。予算や制度変更もあり得るため、購入後は早めの申請がおすすめです。

Q5. 中古の電気自動車にも東京都の補助金がありますか?

A. 一般的な中古EV購入に通常の最大130万円制度がそのまま適用されるわけではありません。ただし、都と協定を締結した一部の島しょ地域では、中古ZEVを対象に車両本体購入価格の上限30万円を助成する制度があります。

東京都の電気自動車補助金まとめ

2026年度の東京都は、電気自動車を購入する人にとってかなり手厚い支援制度になっています。

特に2026年7月1日以降に初度登録する対象EVでは、東京都の車両助成が最大130万円まで拡充されました。

ただ、重要なのでもう一度言います。

EVを買えば全員130万円ではありません。

メーカー別の上乗せ、給電機能、太陽光発電、再エネ100%電力、V2H、高額車両かどうかなどで実際の金額は変わります。

購入前の最終チェック

  • 国CEV補助金の対象車両か確認
  • 東京都のメーカー別助成額を確認
  • 給電機能の有無を確認
  • 太陽光または再エネ100%電力を確認
  • V2Hの導入予定を確認
  • 住所地の区市町村制度を確認
  • 初度登録日と申請期限を確認
  • 補助後の総支払額で車種を比較

私なら、まず欲しいEVを2~3車種まで絞ります。

そのあと国のCEV補助額、東京都の助成額、太陽光やV2Hの上乗せを確認し、最終的に自分が払う金額を比べます。

補助金のためにEVを選ぶのではなく、欲しいEVを少ない負担で買うために補助金を使う。

この順番のほうが、購入後も納得しやすいかなと思います。

東京都でEVを購入するなら、契約前に国・東京都・区市町村の3段階を確認し、太陽光やV2Hの上乗せまで含めて販売店へ相談してみてください。

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