こんにちは、電気自動車をこよなく愛する人間カズ180です。
「予算300万円なら、どの電気自動車が買えるの?」「400万円や500万円まで出すと、航続距離や装備はどれくらい変わる?」と迷っていませんか。

電気自動車の価格を調べると、メーカー希望小売価格、補助金受給後の参考価格、ローンの月額が混ざって表示されるため、実際に必要な金額が分かりにくいですよね。
しかも、車両代だけで予算を使い切ると、自宅の200V充電工事、任意保険、冬タイヤ、オプションなどへ回すお金が足りなくなる可能性があります。
私は日産リーフに約10年間乗り、約20万kmを走りました。その後、電池系統の故障をきっかけに、2019年式の日産リーフe+ AUTECHへ乗り換えています。
現在のリーフe+ AUTECHは、走行約1,700kmの中古車を170万円で購入しました。新車では500万円を超えていた大容量バッテリー車でも、中古車まで視野を広げれば、予算をかなり抑えられる場合があります。
予算300万から500万円でEVを選ぶなら、補助金後の実質価格を基準にしつつ、充電設備や購入後の費用も残すことが大切です。
この記事では、2026年8月時点の価格と国のCEV補助金をもとに、予算別で購入しやすい電気自動車を比較します。さらに、航続距離、快適装備、自宅充電、ローンやカーリースまで、EVオーナーの目線で詳しく解説します。
- 300万から500万円で買えるEV
- 補助金後の実質価格と比較方法
- 価格帯ごとの航続距離や装備差
- 充電設備費を残す予算の組み方
3秒で結論
予算300万円以内なら、日産サクラ、三菱eKクロスEV、ホンダN-ONE e:、BYD DOLPHIN Baselineが候補です。
予算400万円以内なら、日産リーフB5 S・B5 X、トヨタbZ4X G、スバルソルテラET-SS、BYD DOLPHIN Long Rangeまで選択肢が広がります。
予算500万円以内なら、日産リーフB5 G、トヨタbZ4X Z、スバルソルテラの四輪駆動や上級グレード、ヒョンデIONIQ 5 Voyage Lも比較できます。
ただし、予算のすべてを車両代へ使わず、充電設備や保険などに20万から50万円程度の余裕を残すのがおすすめです。
◆カズ180のワンポイントアドバイス
500万円の予算があるからといって、車両価格500万円のEVを買う必要はありません。普段の走行距離が一日30kmほどなら、大容量バッテリーを使い切れないこともあります。あなたの生活に必要な性能を見極め、残った予算を充電設備や保険へ回したほうが、EV生活は快適になりますよ。

私が所有する2019年式の日産リーフe+ AUTECH。走行約1,700kmの中古車を170万円で購入しました。
EV価格を比べる基準
電気自動車の安さは、車両本体価格だけでは決まりません。まずは補助金、諸費用、充電設備、売却価格まで含めた考え方を確認しましょう。
補助金後の価格を見る
新車の電気自動車には、国のCEV補助金を利用できる車種があります。自治体によっては、国とは別に車両や充電設備への補助を受けられる場合もあります。
例えば、日産リーフB5 Sのメーカー希望小売価格は438万9,000円です。2026年4月1日から12月31日までに登録し、国の補助金129万円を受給できる条件では、補助後の参考価格は309万9,000円となります。
一方、補助金は販売店の値引きではありません。一般的には、車両の登録と支払いを済ませたあとに申請し、審査を経て入金されます。
そのため、購入時には一度、補助金を差し引く前の金額を用意しなければならない可能性があります。ローンを利用する場合も、補助金が入金されたあとの繰り上げ返済が可能か確認すると安心です。
補助金の金額は登録日で変わる場合があります。
対象車種、グレード、登録時期、申請期限、保有義務期間を必ず確認してください。2027年1月以降は補助額が変わる予定の車種もあります。
補助を受けた車を保有義務期間内に売却、譲渡、廃車するときは、事前手続きや補助金の返納が必要になる場合があります。
最新の対象車種や補助金額は、次世代自動車振興センターのCEV補助金対象車一覧で確認できます。
車両以外の費用を足す
メーカー希望小売価格には、登録費用、任意保険、販売店オプション、自宅充電設備などが含まれていません。
ナビ、ドライブレコーダー、フロアマット、ボディカラー、コーティング、メンテナンスパックを追加すると、見積額が数十万円上がることもあります。
また、自宅へ200Vコンセントを設置する場合は、分電盤から駐車場所までの距離、配線方法、契約電力によって工事費が変わります。
購入時の総額を考える式
車両本体価格+登録諸費用+オプション+充電設備費-国や自治体の補助金-下取り価格
この金額を基準にすると、メーカーや車種が違っても比較しやすくなります。
所有中の費用も考える
購入後には、充電代、自動車税、任意保険、点検、車検、タイヤ、ワイパー、エアコンフィルター、12Vバッテリーなどの費用がかかります。
EVにはガソリンエンジンがないため、エンジンオイルやオイルフィルターの定期交換はありません。ただし、タイヤやブレーキフルードなど、一般的な消耗品は交換が必要です。
大きなSUVや上級グレードはタイヤサイズが大きくなりやすく、交換時の費用も上がる傾向があります。
さらに、手放すときの売却価格も見逃せません。購入価格が安くても、数年後の売却価格が極端に低ければ、実質的な負担は大きくなります。
購入価格だけでなく、購入から売却までに自分の財布から出る金額で比べましょう。
補助金後の価格一覧
ここでは、2026年8月時点で購入を検討できる主なEVを、国の補助金を差し引いた参考価格で比較します。金額は車両本体価格のみで、諸費用や自治体の補助金は含みません。
| 車種 | 車両価格 | 国の補助金 | 補助後の参考価格 | 航続距離 |
|---|---|---|---|---|
| 日産サクラ S | 244万8,600円 | 58万円 | 186万8,600円 | 180km |
| 三菱eKクロスEV G | 266万2,000円 | 57万4,000円 | 208万8,000円 | 180km |
| ホンダN-ONE e: G | 269万9,400円 | 58万円 | 211万9,400円 | 295km |
| BYD DOLPHIN Baseline | 299万2,000円 | 15万円 | 284万2,000円 | 415km |
| 日産リーフ B5 S | 438万9,000円 | 129万円 | 309万9,000円 | 521km |
| 日産リーフ B5 X | 473万8,800円 | 129万円 | 344万8,800円 | 469km |
| トヨタbZ4X G FWD | 480万円 | 130万円 | 350万円 | グレードで異なる |
| BYD DOLPHIN Long Range | 374万円 | 15万円 | 359万円 | 476km |
| スバルソルテラ ET-SS FWD | 517万円 | 129万円 | 388万円 | 746km |
| ヒョンデIONIQ 5 Voyage L | 499万4,000円 | 87万円 | 412万4,000円 | 703km |
| トヨタbZ4X Z FWD | 550万円 | 130万円 | 420万円 | 746km |
| スバルソルテラ ET-SS AWD | 561万円 | 129万円 | 432万円 | 687km |
| 日産リーフ B5 G | 564万8,500円 | 129万円 | 435万8,500円 | 469km |
| トヨタbZ4X Z 4WD | 600万円 | 130万円 | 470万円 | グレードで異なる |
| スバルソルテラ ET-HS | 605万円 | 129万円 | 476万円 | 687km |
表の金額について
2026年4月1日から12月31日までに登録する自家用車の補助金を基準にした一般的な参考額です。ボディカラー、オプション、登録費用、任意保険、自宅充電工事は含みません。
航続距離はWLTCモードのカタログ値です。実際の距離は、気温、暖房や冷房、高速道路、乗車人数、タイヤ、運転方法によって変わります。
300万円で買えるEV
予算300万円では、軽EVとコンパクトEVが中心になります。街乗りだけでなく、普通車として使える車種も選べる価格帯です。
街乗りなら軽EV
買い物、通勤、子どもの送迎、通院など、近距離中心で使うなら軽EVが現実的です。
日産サクラSは補助後の参考価格が約187万円、三菱eKクロスEV Gは約209万円、ホンダN-ONE e: Gは約212万円です。
サクラとeKクロスEVの航続距離は180km。自宅で毎日または数日ごとに充電できるなら、日常の移動には十分と感じる方も多いでしょう。
N-ONE e: Gは航続距離295kmなので、軽自動車の扱いやすさを保ちながら、通勤距離や休日の外出にも余裕が欲しい人に合います。
軽EVは税金やタイヤ代を抑えやすい反面、高速道路で長距離を走ると急速充電の回数が増えやすくなります。
家に長距離用の車がもう一台ある場合や、セカンドカーとして使うなら、かなり相性がよい選択肢です。
DOLPHIN Baseline
軽自動車ではなく普通車サイズが欲しいなら、BYD DOLPHIN Baselineが候補になります。
車両価格299万2,000円から国の補助金15万円を差し引くと、参考価格は284万2,000円。航続距離は415kmです。
後席や荷室を日常的に使う人、通勤だけでなく休日のドライブも楽しみたい人には、価格と距離のバランスがよいでしょう。
ただし、購入前には自宅から販売店や整備拠点までの距離を確認してください。車両価格が魅力的でも、点検や事故修理で遠方へ移動することになれば負担になります。
中古リーフという選択
予算300万円なら、中古の日産リーフも幅広く探せます。
年式、バッテリー容量、グレードによって価格差がありますが、軽EVの新車より安く普通車EVへ乗れる場合もあります。
私は走行約1,700kmの2019年式リーフe+ AUTECHを170万円で購入しました。大容量バッテリー、AUTECH専用装備、普通車の室内空間まで考えると、かなり納得できる買い物です。

中古で購入したリーフe+ AUTECH。車両価格だけでなく、走行距離、装備、保証を確認して選びました。
とはいえ、中古EVは価格だけで決められません。駆動用バッテリーの状態、保証の残り、修復歴、急速充電口、整備記録を確認してください。
初めて中古EVを購入するなら、メーカー系の認定中古車を中心に探すと安心感があります。
◆カズ180のワンポイントアドバイス
中古EVでは、メーターに表示される航続距離だけでバッテリー状態を決めないでください。直前の運転や冷暖房で表示は変わります。保証、診断結果、走行距離、整備記録を合わせて判断するのがおすすめです。
400万円で買えるEV
予算400万円になると、航続距離400km以上の普通車EVやSUVを選びやすくなります。家族のメインカーとして一台で使いたい人には、最も比較しやすい価格帯です。
日産リーフB5 S
日産リーフB5 Sは車両価格438万9,000円ですが、国の補助金129万円を差し引いた参考価格は309万9,000円です。
航続距離は521km。通勤、買い物、家族利用、長距離旅行まで一台でこなしたい人に向いています。
B5 Sは価格を抑えたグレードなので、シートヒーター、ナビ、運転支援など、自分が欲しい装備が含まれているか確認しましょう。
装備を追加して上位グレードとの差が小さくなるなら、最初からB5 Xを選んだほうが納得しやすい場合もあります。
日産リーフB5 X
B5 Xの車両価格は473万8,800円。補助後の参考価格は344万8,800円です。
航続距離は469kmで、B5 Sより短く見えますが、装備内容やタイヤなどの違いがあります。
補助後の車両価格を約345万円に抑えられれば、予算400万円から登録費用、任意保険、自宅充電工事を確保しやすいでしょう。

毎日見るメーターの視認性や操作のしやすさも、試乗時に確認したいポイントです。
日産リーフの最新価格やグレードは、日産リーフ公式の価格・グレードで確認できます。
bZ4X Gとソルテラ
家族で使えるSUVが欲しいなら、トヨタbZ4X GとスバルソルテラET-SS FWDが候補です。
bZ4X G FWDは補助後の参考価格が350万円。ソルテラET-SS FWDは388万円となります。
bZ4Xはトヨタの販売店網を利用しやすく、初めてEVへ乗り換える人にとって相談先を見つけやすいのが魅力です。
ソルテラはSUVらしい車体と長い航続距離が特徴。雪道や遠出を考える人は、四輪駆動モデルも含めて比較するとよいでしょう。
ただし、大きな車体が必要でない人には、駐車場での扱いやタイヤ交換費用が負担になることもあります。
DOLPHIN Long Range
BYD DOLPHIN Long Rangeは車両価格374万円、補助後の参考価格は359万円です。
航続距離476kmで、Baselineより長距離へ余裕を持てます。普通車サイズを維持しながら、車両と諸費用を400万円以内へ収めたい人には比較しやすいでしょう。
ただし、普段の走行距離が短いなら、Baselineとの差額が本当に必要か考えてください。
年に数回の遠出だけなら、Baselineを選び、旅行時だけ途中で急速充電するほうが家計に合う可能性もあります。
500万円で買えるEV
予算500万円では、上級グレード、大型SUV、長距離向けEVまで選択肢が広がります。ただし、価格が高いほど自分に合うとは限りません。
日産リーフB5 G
日産リーフB5 Gは、補助後の参考価格が435万8,500円です。
上級グレードの快適装備や内装を求めつつ、充電設備費まで含めて500万円以内へ収めたい人に向いています。
ただし、走るための基本性能だけなら、B5 SやB5 Xでも十分かもしれません。上位グレードとの差額に対して、日常的に使う装備がどれだけあるか確認しましょう。

価格帯が上がると、シート素材や快適装備も充実します。差額に見合うか実車で確認しましょう。
bZ4X Z
bZ4X Zの前輪駆動は、補助後の参考価格が420万円です。四輪駆動でも470万円なので、予算500万円以内で検討できます。
前輪駆動モデルの航続距離は最大746km。家族旅行や長距離移動が多く、SUVの室内空間も必要な人には魅力があります。
一方、街乗り中心で後席や荷室をあまり使わないなら、車体の大きさを持て余すかもしれません。
ソルテラの四輪駆動
ソルテラET-SSの四輪駆動は補助後約432万円、上級のET-HSは約476万円です。
雪道や山間部を走る機会が多く、四輪駆動の安心感を求める人に向いています。
ただし、雪道で最も大切なのは冬タイヤです。四輪駆動だから止まりやすいとは限りません。タイヤ代と交換費用も予算へ入れておきましょう。
IONIQ 5 Voyage L
ヒョンデIONIQ 5 Voyage Lは、車両価格499万4,000円、補助後の参考価格は412万4,000円です。
航続距離703kmと広い室内空間が特徴で、家族利用や長距離旅行に向いています。
車両価格だけを見ると予算上限に近いものの、補助金を利用できれば、充電設備や保険の余裕を残せる可能性があります。
輸入EVを選ぶ際は、整備拠点、修理時の対応、近隣の販売拠点も確認してください。
価格帯で何が変わるか
価格帯が上がると、航続距離だけでなく、室内空間、快適装備、タイヤサイズなども変わります。必要な部分へ予算を使えているか確認しましょう。
航続距離の余裕
300万円以内では、軽EVの180kmからコンパクトEVの415kmまで幅があります。
400万円前後では、リーフB5 Sの521km、ソルテラの746kmなど、長距離へ余裕のある車種が増えます。
ただし、普段一日に30kmしか走らない人が、航続距離700kmの車を買っても、その性能を使う機会は多くありません。
冬、高速道路、冷暖房を考慮し、普段必要な距離の約2倍を無理なく走れる程度から候補を探すと選びやすいでしょう。
室内と快適装備
価格帯が上がるほど、シートヒーター、電動シート、大型画面、運転支援、上質な内装などが増える傾向があります。
毎日長時間運転する人なら、座席や運転支援へお金を使う価値があります。一方、買い物中心なら、豪華な装備より小回りのよさが満足につながるかもしれません。
あなたはどちらでしょうか。見栄えのよい装備ではなく、毎日使う装備を優先してください。
タイヤと保険料
大型SUVや上級グレードは、大きなホイールを装着する車種が多く、タイヤ交換費用も高くなりやすいです。
また、車両価格や修理費が高い車は、車両保険の保険料へ影響する場合があります。
契約後に驚かないよう、購入前に任意保険と冬タイヤの見積もりも取ってください。
充電費用と私の実体験
EVの満足度は、車両性能だけでなく充電環境で大きく変わります。私は自宅の200Vコンセントを中心に使っています。
自宅200V充電の便利さ
私は帰宅後に充電ケーブルをつなぎ、主に深夜電力で充電しています。電気料金は1kWhあたり約26.21円が目安です。
夜に充電しておけば、朝には必要な電力が入っています。ガソリンスタンドへ寄るために遠回りする必要もありません。

私が自宅の200V普通充電で使用している日産純正のEV用充電ケーブルです。
仮に電費が1kWhあたり7kmなら、100km走るために必要な電力量は約14.3kWhです。
1kWhあたり26.21円で単純計算すると、100km分の電気代は約375円となります。
実際には充電時の損失、気温、冷暖房、運転方法によって変わるため、あくまで一般的な目安として考えてください。
公共充電だけで運用する場合
自宅充電ができない場合は、公共の普通充電や急速充電を中心に利用します。
急速充電は旅行で便利ですが、月額料金や都度料金がかかり、自宅充電より割高になる可能性があります。
また、混雑、故障、営業時間、充電器の出力も確認しなければなりません。
地図に充電器があるだけで判断せず、普段利用する曜日と時間帯に実際の場所を確認しておくと安心です。
車両代を使い切らない
自宅充電ができる人でも、工事費を車両契約後に考えるのはおすすめできません。
分電盤や駐車位置によっては、想定より工事費がかかる場合があります。
私がおすすめする予算配分
予算300万円なら車両と諸費用を250万から270万円程度、予算400万円なら340万から370万円程度に抑え、残りを充電設備、保険、冬タイヤへ回す方法です。
住宅や選ぶ装備で金額は変わるため、車両契約前に充電工事の見積もりも取りましょう。
ローンとリースの注意点
300万から500万円のEVでは、マイカーローン、残価設定型クレジット、カーリースを利用する方も多いでしょう。月額だけでなく契約全体を比べることが大切です。
マイカーローン
マイカーローンは、借入金額、金利、返済期間によって支払総額が変わります。
返済期間を長くすれば月額は下がりますが、支払う利息の合計は増える傾向です。
充電設備やオプションまでローンへ含めると、借入額が大きくなります。頭金を入れすぎて手元の生活資金を減らすのも避けたいところです。
残価設定型クレジット
残価設定型クレジットは、数年後の車両価値を最終回へ据え置くことで、月々の支払いを抑える仕組みです。
ただし、走行距離の上限、返却時の傷、最終回の支払い額を確認しなければなりません。
私は約10年間で20万kmを走っているため、走行距離が多い乗り方です。このような使い方では、距離制限のある契約が合わない場合があります。
カーリース
カーリースは、税金やメンテナンス費用を月額へまとめられる便利さがあります。
一方、中途解約、走行距離、返却時の状態に条件が付くことがあります。自宅充電工事が月額へ含まれないケースもあるので確認してください。
◆カズ180のワンポイントアドバイス
ローンやリースを比べるときは、月々の金額だけを見ないでください。頭金、ボーナス払い、金利、最終回、返却条件まで一枚の表へ並べると、どの支払い方が自分に合うのか見えやすくなります。
契約前に確認すること
候補車を絞ったら、見積書、充電環境、保証、室内空間を確認します。価格が予算内でも、生活に合わなければ満足できません。
見積もり条件をそろえる
複数の車種を比べるときは、ボディカラー、ナビ、ドラレコ、フロアマット、充電ケーブル、冬タイヤなどの条件をそろえてください。
車両値引きが大きく見えても、オプションや下取り価格で差が戻っている場合があります。
補助金を含めない支払総額と、補助金受給後の実質負担額を分けて提示してもらうと分かりやすいですよ。
バッテリー保証を確認する
EVでは、一般保証に加えて駆動用バッテリーの保証が重要です。
保証年数、走行距離、容量低下の保証条件を確認しましょう。
中古EVでは、保証の残り、認定中古車保証、バッテリー診断、整備記録を見ます。
私の以前のリーフは約20万km走行後に電池系統の故障がありました。EVは部品点数が少ないとはいえ、故障が一切ないわけではありません。
後席と荷室を試す
家族で使うなら、運転席だけで決めないでください。
後席へ実際に座り、乗り降り、足元、天井、チャイルドシートの取り付けを確認しましょう。

家族利用では、後部座席の広さや乗り降りのしやすさを実車で確認してください。
荷室も容量の数字だけでは分かりません。ベビーカー、旅行かばん、買い物かごなど、普段積む物を想定して確認します。

日産リーフの荷室。開口部や床の形状まで見ると、普段の荷物を積めるか判断しやすくなります。
現在購入できるEVを広く確認したい方は、電気自動車の車種一覧とタイプ別比較も参考にしてください。
用途から候補を探したい方は、2026年の電気自動車おすすめ比較、国産車を中心に見たい方は、国産電気自動車のおすすめ比較も役立ちます。
よくある質問
予算300万から500万円で電気自動車を探す方が抱きやすい疑問へ、実際のEVオーナーの目線で回答します。
EV価格に関するよくある質問
Q1. 300万円で普通車の電気自動車は買えますか?
A. BYD DOLPHIN Baselineは、国の補助金を差し引いた参考価格が約284万円です。中古車まで含めると、日産リーフも幅広く探せます。ただし、登録諸費用や充電工事を含めて300万円以内になるか確認してください。
Q2. 400万円ならどのEVがおすすめですか?
A. 一台で通勤から旅行まで使うなら、日産リーフB5 S・B5 Xが有力です。SUVならトヨタbZ4X GやスバルソルテラET-SS、コンパクトEVならBYD DOLPHIN Long Rangeを比較すると選びやすいでしょう。
Q3. 500万円のEVは価格に見合いますか?
A. 長い航続距離、広い室内、四輪駆動、安全支援、上質なシートなどを日常的に使うなら価値を感じやすいです。一方、近距離中心なら300万から400万円台のEVで十分な場合もあります。使わない性能へお金を払わないことが大切です。
Q4. 補助金は購入時に値引きされますか?
A. 一般的には車両登録後に申請し、審査後に交付されます。購入時には補助金を差し引く前の金額が必要になる場合があります。申請期限、必要書類、保有義務期間を契約前に確認してください。
Q5. 車両予算とは別にいくら残すべきですか?
A. 自宅充電設備、登録諸費用、任意保険、オプション、冬タイヤなどに備え、20万から50万円程度の余裕を持たせると安心です。工事内容や選ぶ装備によって金額は変わるため、車両契約前に充電工事の見積もりも取りましょう。
予算別EV選びのまとめ
予算300万から500万円で電気自動車を選ぶときは、メーカー希望小売価格ではなく、補助金後の参考価格と購入後の総額で比較してください。
- 300万円以内なら軽EVやDOLPHIN Baseline
- 400万円以内ならリーフB5やbZ4X G
- 500万円以内ならリーフB5 GやbZ4X Z
- 雪道や長距離ならソルテラも候補
- 車両予算とは別に充電工事費を確保する
- 月額ではなく契約満了までの総額を見る
- 航続距離は日常の走行距離から逆算する
- 補助金の登録日と保有条件を確認する
価格帯が上がるほど、航続距離、室内空間、快適装備は増えていきます。
しかし、日常で使わない性能まで購入する必要はありません。毎日30kmしか走らない人と、毎週高速道路で300km移動する人では、必要なバッテリー容量が違います。
私はリーフに約10年間乗り、約20万kmを走ったあとも、再びリーフe+ AUTECHを選びました。
一度EVの静かさ、自宅充電の便利さ、滑らかな加速を知ると、離れにくくなるほど快適です。今後も私は電気自動車から離れないと思います。
ただし、EVなら何を選んでもよいわけではありません。予算、自宅充電、一日の走行距離、家族構成に合っていることが大前提です。
一番高性能なEVではなく、必要な性能を無理のない予算で買えるEVが、あなたにとって一番コストパフォーマンスのよい一台です。
新車見積もり、マイカーローン、カーリースを同じ利用期間と走行距離で比較し、納得できる購入方法を選んでください。
この記事を書いた人
カズ180|日産リーフに約10年間乗り、約20万kmを走行。現在は2019年式の日産リーフe+ AUTECHを所有しています。自宅の200Vコンセントを利用し、1kWhあたり約26.21円の深夜電力を目安に充電する実際のEV生活をもとに情報を発信しています。


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